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薬の瓶

薄毛の治療方法は、あなたが考えているよりもたくさんあります。
まるで山のように治療方法があるというと語弊があるかもしれませんが、様々な体質や原因などを持つ方にあった方法を見つけられると言って過言ではないのです。

そんな薄毛の治療方法には医療用医薬品を服用するものと、薄毛部分に育毛・発毛成分を注入したり、植毛する方法もありますが、やはり最も一般的なのが服用治療になります。
ここでは、薄毛の治療方法で使われる服用薬や外用薬の種類や特長、副作用について紹介しましょう。

薄毛治療薬と言えばプロペシア

薄毛の治療の定番がプロペシアです。
薄毛治療薬の定番であるプロペシアは、フィナステリドを主成分としたタブレット錠の治療薬であり、発毛・育毛効果の高さから医療用医薬品に指定されています。
気になるプロペシアの効果ですが、1mg錠を1年服用し続けると1年で約58%の方が改善を感じ、2年服用すると約68%の方に効果があり、さらに3年服用すると約78%の方が改善効果を発揮します。

また薄毛が進行している人が1日に1錠服用すると約40%の方に現状維持効果があります。
2年では約31%、3年では約20%の現状維持効果が指摘されており、これらの特徴から薄毛が進行し始めた初期から中期に服用することで効果を期待できる他、一定の効果を実感するには6ヶ月以上継続的に服用することが求められます。
プロペシアを利用できるのは、薄毛に悩む成人男性のみです。
臨床試験において女性に処方されたこともありますが、ほとんど効果を発揮しなかったため、女性には処方されていません。

気になるのが、プロペシアの副作用ではないでしょうか。
プロペシアの副作用の頻度は少ないと指摘されており、たとえ副作用が現れたとしても軽度であることがほとんどです。
また副作用を感じて不安に思ったら医師に相談して処方量を減らしたり、服用をやめることで改善します。

主な副作用として男性機能の障害が知られています。
性欲が減退する、勃起しないといった勃起不全から勃起しても挿入できるだけの硬さがないといったもの、十分に勃起するし硬さもあるけど膣内で射精できなくなる射精障害が起こることもあります。
この他にはプロペシアの作用機序により、男性ホルモンが減少することでの乳房肥大、乳房への圧迫感、抑うつ症状などが報告されています。

プロペシアを処方してもらえるのは、皮膚科のあるクリニックや薄毛クリニックです。
医師の診察を受けた上で、処方してもらうことになります。
服用方法としては1日1回、食後に水やお湯で飲み、子どもの手の届かないところに保管します。
また服用中は献血をしないようにします。
プロペシアは5αリダクターゼの働きを抑制して発毛サイクルを乱すジヒドロテストステロンの生成を抑制するため、妊婦の体に入ると胎児に影響する可能性が高いためプロペシアの服用中は献血しないようにしましょう。

併用して効果大のミノキシジル

ミノキシジルもよく知られている薄毛の治療薬で、服用薬と外用薬の2つがあります。
いずれも医療用医薬品に指定されているため、皮膚科クリニックなどで診察を受けてから処方してもらいます。
プロペシアは男性のみが処方対象になっていますが、ミノキシジルは男性と女性の双方に処方されています。
当初は降圧剤として研究されましたが、服用した方の体毛が生えやすいことに注目され、改めて薄毛治療薬として研究開発されました。

ミノキシジルの内服薬と外用薬の違いを紹介しておきましょう。
最も高い効果を期待できるのが内服薬になります。
少なくとも半年以上服用すると約90%の人が一定の効果を感じるという高い作用を持ちます。
外用薬は、内服薬に比較すると効果が低くなるものの気になる患部に塗ることで皮膚内部に浸透させて改善を目指します。
頭皮の状態によっては効果を感じづらくなる課題もありますが、副作用が小さく発現しにくいという特徴もあります。

ミノキシジルの作用機序を紹介します。
同じくらい知られているプロペシアは、5αリダクターゼの働きを抑制することで発毛サイクルを乱すジヒドロテストステロンの生成を抑えます。
しかし、ミノキシジルは血管を拡張させることで血流を活発化させ、頭皮にある毛母細胞に発毛や育毛に必要な栄養素や酸素を行き渡らせます。
また男性の薄毛の原因となる5αリダクターゼの働きを抑制するプロペシアと併用して利用することも多い治療薬です。

ミノキシジルを利用すると副作用を感じることもあります。
外用薬の場合は塗った患部やその周囲にかゆみや湿疹が主となっており、服用薬の場合は低血圧、動悸や息切れ、めまい、冷える、頭痛になります。
これらの副作用は血管拡張作用に伴うものとなっており、感じ方や程度には個人差があります。
またミノキシジルを内服薬や外用薬のみを利用している人であれば、献血できます。
プロペシアのように男性ホルモンに対して働きかける危険性がないからです。ただし併用している方は献血をしてはいけません。

ミノキシジルは1mg、5mg、10mgがあり、副作用の有無を見ながら量を増やすことが多くなっています。
1日1回のみ水やお湯を使って食後に毎日服用します。服用量を変更する場合は医師に相談することが求められます。
外用薬の場合は1日1回患部に塗りますが、そのタイミングはお風呂上がりが良いでしょう。
プロペシアと併用するとより高い効果を目指せます。

フィンペシアとエフペシア

フィンペシアとエフペシアも知られつつありますが、この2つの治療薬は、インドの製薬会社シプラ社によって開発されたプロペシアのジェネリックです。
プロペシアの主成分であるフィナステリドを配合するなど、成分的にはほとんど同じであるため、薄毛治療薬としての効果を期待できます。

フィンペシアとエフペシアともに全く同じ成分を配合するだけでなく、1mg錠のタブレットという点も同じですが、名称だけが違っています。
名称が違う理由は風評被害を避けるためでした。
初期はフィンペシアジェネリックだけでしたが、タブレット状にキノリンイエロー(タール色素)を利用したため、消費者から発がん性が懸念されました。
その風評被害を回避するために開発したのが、着色料を使わない白いタブレット錠のエフペシアでした。
そのため名称と着色料と容器以外は全て同じになります。

フィンペシアとエフペシアの作用機序は、5αリダクターゼの働きを抑制しジヒドロテストステロンの生成を抑えることですが、これはプロペシアと同じメカニズムになります。
そのため副作用についてもプロペシアと同様に性欲が減退する、勃起不全になる、十分な硬さがない持続力が下がる、射精障害が出る場合があります。
またフィンペシアとエフペシアを服用中は、献血しないようにしましょう。

フィンペシアとエフペシアを利用する場合は、輸入代理店やネット通販を使って購入することになります。
フィンペシアとエフペシアは、厚労省から正式認可されていない治療薬であるため、国内のクリニックやドラッグストアでは扱っていません。
そのため輸入代理店やネット通販を利用して購入することが求められます。
ただし個人輸入代理店や通販サイトによっては、偽物を販売していることもあるため、信頼できる個人輸入代理店などを利用してください。

フィンペシアとエフペシアの服用方法は、1日に1回のみ、食後に水やお湯で飲みます。
毎日継続服用することで薄毛の改善効果を期待できます。
改善効果を高めるために1日に複数回服用すると副作用を感じやすくなることもあるため、1日に1回のみを守りましょう。
また性欲減退や勃起不全、うつ症状が起きる場合は、使用を中止してください。
それで改善しない場合は、病院を訪れ医師の診察を受けてください。

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