壮年性脱毛症について整理!

心配する男の人

40代頃の男性に多い壮年性脱毛症とはどのようなものなのか気になっている人もいるでしょう。
壮年性脱毛症について整理したいという場合、まずはAGAについて理解する必要があります。
AGAはテレビや雑誌などで取り上げられていることもありますが、これは男性型脱毛症のことです。
この病気になると男性ホルモンが毛を作る細胞に作用することにより、髪の毛が抜け落ちてしまいます。

そして、このAGAを中年期前の40代頃に発症した場合、壮年性脱毛症と呼んでいます。
壮年期というのは中年期の前の時期のことであり、だいたい25~44歳頃です。
日本人男性の約3割がAGAに悩んでいると言われており、年齢が上がるにつれて発症する確率は高くなります。
壮年期になると6割程度の人がAGAを発症するため、AGAの半数以上は壮年性脱毛症と言われています。

壮年性脱毛症になるとなぜ髪の毛が抜け落ちてしまうのかということですが、男性ホルモンが原因と考えられています。
整理すると男性ホルモンはDHTという物質に変化してしまいます。
このDHTは元の男性ホルモンよりも活動が活発という特徴があり、体にさまざまな影響を与えます。

ヒゲや体毛にDHTが作用した場合、その部分の毛が濃くなります。
また、前立腺に作用した場合は頻尿や前立腺癌のリスクを高めることに繋がります。
髪の毛に作用すると毛包にダメージを与えますし、上手く髪の毛が作られなくなってしまうということです。

髪の毛には毛周期という生え代わりのサイクルがあります。
この毛周期には3つの段階があり、髪の毛を作ったり休むというサイクルを繰り返しています。
髪を作る毛包という組織は毛根を作り出し、毛根はだいたい5年くらい働いて髪の毛を伸ばします。
その次に休止期に入り、3~4ヶ月働きが停止します。
休止期に入るとそれまで伸びていた髪の毛は毛根ごと抜け落ちます。

その後、順調にまた成長期に入れば問題ありません。
しかし、壮年性脱毛症になると成長期が極端に短くなり、短い成長期を終えた髪の毛はそのまま抜け落ちるようになってしまいます。
また、壮年性脱毛症の症状は額から頭頂部に集中して発生しやすいことも特徴です。

壮年性脱毛症を治療しよう

壮年性脱毛症はある程度症状が進むまで進行が止まらないとされています。
毛周期のうちの休止期から抜け出せなくなった毛根は、そのまま少しずつ退化して消えてしまいます。
壮年性脱毛症になっても初期の頃は短い毛が生えている状態ですが、そのまま放置しておくと完全に髪の毛が無くなってしまうということです。

壮年性脱毛症を治療したいという場合、まだ残っている毛根に対して働きかけることが大切です。
一度髪の毛が抜け落ちてしまった場合、その場所に再び毛包を蘇らせることはかなり難しいとされています。
壮年性脱毛症の治療として植毛の手術を受けるという方法もありますが、かなり費用がかかってしまうでしょう。

できるだけ費用を抑えながら対策したいという場合、まずは生活習慣を改善すると良いでしょう。
初期の段階なら髪の毛を洗う時に気を付けたり、バランスの良い食生活を行ったりするだけで改善できる可能性もあります。

また、育毛剤にも壮年性脱毛症の原因を改善する効果が期待できます。
毛根から毛が無くなってしまったら効果は期待できませんが、産毛が残っている状態なら間に合うかもしれません。
抜け毛が増えてきたと感じている場合や額が広くなったと感じている場合、できるだけ早く対策を始めることが大切です。
育毛剤を初めて購入する場合、成分や口コミなどをきちんとチェックしましょう。

さまざまな育毛剤がありますが、使ってすぐに効果が得られるわけではありません。
育毛剤というのは継続して使うことで効果を発揮してくれるアイテムです。
どのくらいで効果を実感できるのかは個人差もありますが、最低でも3ヶ月は使ってみましょう。
また、壮年性脱毛症がかなり進行している場合は半年以上継続した方が良いかもしれません。

関連記事
  • 病院の受付
    カビが原因の薄毛がある!? 先週まで何ともなかったのに突然大量の抜け毛が発生したり、頭皮が異様に乾燥してふけが頻繁に出ていたらカ... 2018年03月31日
  • 頭皮
    薬以外の育毛に効果のあるもの 最近は薄毛治療も進化しており、治療で改善を得る人も増えています。 医療機関での治療では初期の薄毛であ... 2018年04月12日
  • 頭皮
    若年性脱毛症について整理! 脱毛症は男性にとっては高齢になるにつれて経験している人が多いと考えられます。 しかし最近では若年性脱... 2018年05月02日